四国学習会

四国学習会

四国学習会は、2011年4月3日に活動を開始しました。第1回開催のテーマは「各団体の活動状況と現状の課題」ということで、初めての顔合わせと初体験のワークショップという、すべてが緊張のなかで始まりました。参加者は19団体23名で、自己紹介と現状課題を3点にしぼり発表し、2班に分かれて話し合いが行われました。現状課題では、活動資金不足や後継者がいないなど全員で課題共有することで、疾病や障がいの枠を越えてつながることを各々が感じたことと思います。

第2回開催は2011年9月10日~11日の1泊2日研修とし、テーマは「成功事例を聞く」ということで、講師に認定NPO法人アンビシャスの照喜名通さんをお招きしてお話をお聞きしました。照喜名さんは病気を持つ患者でありながらNPOを立ち上げ運営されているという、まさに元気印を御旗に頑張っておられていて、講演の内容もさることながらその生き方に教えられことがたくさんありました。参加者はそのたくさんの「気づき」を各々の会で活かしてくれることだと思います。

このようにして始まった四国学習会ですが、全国のヘルスケア関連団体からは10年の遅れがあります。まずは「気づき」から「継続」。そして、「焦らず」を合言葉に活動したいと思っています。