沖縄学習会

沖縄学習会

2007年に誕生した沖縄学習会は、沖縄県1県だけでの開催になっています。年に3回の開催で、2012年7月には第18回目の開催となり、回を重ねるたびに参加者も増加してきています。特に宿泊での拡大学習会では、懇親を深めることが出来て仲間意識が強くなってきていると実感しています。拡大学習会では全国のワークショップと同じテーマにすることで、沖縄学習会内においても同テーマでの共感の輪が広がりました。新規の患者団体設立に伴い参加メンバーも増加傾向にあり、活気が生まれてきています。反面、患者団体運営への経験等の違いがあり、論点にばらつきが生じることがありますが、共通する課題の共有を意識するようにしています。

学習会のテーマについては、沖縄国際大学の上田幸彦先生(教授・臨床心理士)もメンバーに加わって、疾病を抱えリーダーとして関わっているメンバーのストレス解消法やピアサポートの方法などを講話や演習を交え学んでおり、少しずつではありますが成長していると実感しています。各団体活動の中で、学習会での学びを活かしていくことが浸透してきており、今では患者団体の活動をする上では欠かすことのできない沖縄学習会となっています。