目的別プロジェクト
年に1回開催しているVHO-netワークショップの成果を発信するためのプロジェクト
・2018年、2019年に開催された第18回、19回のワークショップの内容を整理し、さらには「資金調達」に関する情報を含んだ冊子を作成する。
・実際にワークショップに参加された方はもちろんのこと、その他のヘルスケア関連団体の方々に、「資金調達の意義・重要性」を理解していただくと共に、資金調達を考えることを機に、各ヘルスケア関連団体の組織体制・活動内容の見直しを行い、団体の成長を支援するツールとする。
『VHO-netが考えるピアサポート5か条』(2015年発行)の内容をさらに深めるプロジェクト
・ピアサポート5か条をさらに具体的に理解するためのワークショップを開催。
・第1回目のワークショップとしては、特に「記録」にフォーカスして実施。
・分科会で出た意見を元に、「VHO-net倫理ガイドライン」の策定に取り組む。
AMEDが2019年4月に発行した『PPIガイドブック』を使用して、学習会を開催する。
・VHO-netのメンバーが、医療研究者のパートナーとして意見が発信できる患者を目指す。
・患者・市民の意見を聞いて説明・同意文書を作成する。
・参加者は治験の説明・同意文書を患者目線でレビューし、意見や感想の共有を行う
・臨床試験の参加者にとっての利便性向上、理解促進につなげる。
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)は、誰もが生きやすい社会を目指して活動しています。
2015年にはVHO-netが考える『ピアサポート5か条』を発行し、ピアサポートのあり方についてまとめました。各団体のリーダーたちが、地域学習会等の場で議論を続けてくる中で、より社会から信頼されるピアサポートを確立するためには「ピアサポート倫理ガイドライン」が必要との意見がでてきました。このことを受けて「VHO-netピアサポート倫理ガイドライン」を下記のように策定しました。各団体のピアサポートの倫理規定を作る際に活用ください。
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VHO-net ピアサポート倫理ガイドライン
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)は、誰もが生きやすい社会を目指して活動しています。2015年にはVHO-netが考える『ピアサポート5か条』を発行し、ピアサポートのあり方についてまとめました。各団体のリーダーたちが、地域学習会等の場で議論を続けてくる中で、より社会から信頼されるピアサポートを確立するためには「ピアサポート倫理ガイドライン」が必要との意見がでてきました。このことを受けて「VHO-netピアサポート倫理ガイドライン」を下記のように策定しました。各団体のピアサポートの倫理規定を作る際に活用ください。
記
1.目的
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(以下、VHO-netとする)では、ピアサポートが市民から信頼される社会資源になるよう、以下倫理ガイドラインを定める。
なお、本ガイドラインにおけるピアサポートとは、VHO-netに登録しているヘルスケア関連団体のメンバー(以下、「メンバー」とする)及び、その団体に所属する会員による相談活動や情報提供等を意味する。
2.基本的理念
ピアサポートにおいて、人間尊重を基本理念とし、互いの尊厳を大切にするとともに、その人らしく生きることを支えあう。
またメンバーは、ピアサポートの社会的信用を高めることを目指す。
3. プライバシー保護と個人情報の取り扱い
ピアサポート相談者(以下、「相談者」とする)のプライバシー保護を徹底する。個人情報を取り扱う場合は、個人情報保護法を遵守し、あらかじめ相談者の同意を得るとともに、得られた個人情報は漏えい防止も含めて、責任をもって管理する。
3-A.団体内での個人情報の共有
個人情報を団体内で共有する場合は、共有する人や担当部署の範囲と、取り扱う情報の内容を決めておく。関係機関、専門職と情報を共有する場合も同様である。
3-B.情報の公開に伴う責任
会報への掲載、集会での発表、ネット上での公開等に際しては、相談者が特定されないように配慮する。
4.自己決定権の尊重
メンバーは、相談者の自己決定権を尊重し、相談者の権利と利益を擁護する。
5.ネットワークの構築と自己研鑚
メンバーはVHO-netにて学びあい、他団体、関係機関、専門職とのネットワークの構築を目指し、ピアサポートの質の向上に向けて自己研鑚に努める。
(2020年10月1日制定)
PDF版では、参考資料も掲載しています。
↓ 以下からダウンロードできます。