【プレスリリース】PPIで医療を共創するをテーマにワークショップ開催

【プレスリリース】

一般社団法人ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)は、「患者・市民参画(PPI)で医療を共創する~患者の声を届けるから、共に創るへ~」をテーマに、2026 年 10 月 24 日(土)・25 日(日)、東京都内で第 26 回ヘルスケア関連団体ワークショップを開催しました。患者アドバイザリー会議と、治験結果を分かりやすく伝える「レイサマリー」を題材としたワークショップを通じ、患者・市民の声を医療・医薬品開発に生かすための具体的な関わり方を議論しました。本ワークショップには、患者団体・患者支援団体の関係 者、医療福祉関係者、製薬企業関係者など、計 39 人が参加しました。

PPI(Patient and Public Involvement)は、患者・市民の経験や視点を、医療や医薬品開発、医療制度の検討プロセスに反映させる取り組みです。昨年のワークショップでは、PPI の考え方の理解を深めました。今年はその学びを踏まえ、R&D Head Club※1 の協力のもと、模擬「患者アドバイザリー会議」と治験結果
(レイサマリー)の情報提供を題材に、患者・市民参画(PPI)について、患者・市民が意見を伝え、関係者と対話・協働するための具体的な方法を実践的に学びました。

1日目は、模擬の「患者アドバイザリー会議」※2 を実施し、患者・市民が意見を伝え、検討に参画する場面を具体的に示しました。その後、参加者は 6 グループに分かれ、患者・市民の参画をより実効性のあるものにするため、会議での関わり方や、患者・市民が参画するために必要なことについて議論しました。
2日目は、「治験結果のまとめ(レイサマリー)」※3 を題材に、患者にとって分かりやすい情報提供のあり方として、どのような伝え方が望ましいかを考えるワークショップを実施しました。また、2 日間のまとめとして、各グループにより、PPI 推進のために患者・市民が取り組むべきことや、団体としての活動提案の発表を通して、実践的な理解を深めました。ワークショップの締めくくりでは、全体討議が行われ、VHO-net の今後の具体的な活動について活発な議論されました。

VHO-net は、PPI への理解と実践的な学びを深め、ステークホルダーとの対話・協働を通じて、現在そして未来の患者に貢献する活動につなげることを目指しています。

以上

※1 R&D Head Club: R&D Head Club
日本の製薬企業の研究開発部門長を中心に構成された任意の団体です。新薬開発・承認に関わる問題点を討議し、適切な対応や、必要に応じた新しい方針等の確立に向けて、各方面への提案や働きかけを行っています。
設立:2005 年 5 月 1 日 事業内容:医薬品の研究開発環境の改善 メンバー会社:23 社

※2  患者アドバイザリー会議
製薬企業が患者団体や家族から、病気が生活に及ぼす影響やニーズを直接聞いたり、治験のデザインや患者向けの同意説明文書の分かりやすさを確認したりする会議です。

※3  治験結果のまとめ(レイサマリー)
臨床試験に参加した患者さんに試験結果を伝えるため、試験の主な結果を分かりやすくまとめた文書です。

■ 一般社団法人 ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)
2001 年に発足した一般社団法人ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会は、ヘルスケア関連団体のリーダーが立場を超えてつながり、学び合うネットワークです。疾病や障がい、保健医療福祉関係者、企業等の立場を越え、各団体のリーダーたちが集い、メンバーが主体的に活動に参加し、より良い医療の実現や生活の質の向上を目指して共に学ぶ場を創出してきました。そして、すべての人がより健康で住みやすい社会をつくり出すことを目的として活動を行います。
現在では、PPI の活動を推進するために、団体のリーダーだけでなく、幅広いメンバーでの構成を目指しています。
加盟団体:64 団体・賛助会員団体 5 団体(2026 年 10 月現在) メンバー:136 名(個人会員 32 名、賛助会員 1 名を含む)
詳細については、ウェブサイト覧ください。

<本件に関するお問い合わせ先>
メール:info@vho-net.org