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障害や疾病の違い、団体の規模や歴史の違いを超えて、ヘルスケアに関係する団体のリーダーが集まれる会を作ろう、違いに注目するのではなく、共に考えられること、いっしょに活動する集まりを作りたい、言い出しっぺの西村かおるさん(日本コンチネンス協会)の思いに共感した人たちが世話人となり、ファイザー(株)のペーシェント・リレーションズ室の協力を得て、2001年10月に第1回のヘルスケア関連団体ワークショップが開催された。
全国からさまざまな患者団体、障害者団体のリーダーが集まり、2日間という限られた時間に、話し合い、交流を図った。参加者は口々に、こういう集まりが必要だ、ぜひ来年も開催して欲しいという声を残して、散会した。
第1回の参加者の中から新たな世話人も加わり、2002年10月に第2回ヘルスケア関連団体ワークショップが開催された。本書は、その記録である。「1 人の気づきはみんなの気づき」をテーマに、第1回の参加者、新たに加わった人たちが、7つのテーマ、8つのグループに分かれて話し合いが進められた。 2日間のワークショップ終了後、世話人会では第2回ワークショップの振り返りを数回行うとともに、参加者の率直な感想を聞く機会を設けた。毎月の世話人会で企画を練ってきたものの、参加者にとってどうだったのか、第1回、第2回のワークショップの経験を通して、これからの見通しをどのように描いていったらよいのか、手探りで始めた集まりだけに、喧喧諤諤の議論であった。そうした議論の過程も含めて報告集とした。
縦ではなく、横の繋がりを創っていきたいという思いに共感する人は多いが、では実際どのような集まりにしていったらいいのかというところでは、試行錯誤が続く。しかし、「ああ、また会えたね」「思いは同じだね」「お互いの体験を共有したいね」「どこかで支え合えるところはないかな」そんな1人1人の前向きな思いが、この会の原動力になっている。
ワークショップの記録の中にはさまざまな団体の知恵がふんだんに紹介され、実際に参考になることが多い。振り返りの座談会では、それぞれが率直に語り合い、この会へのさまざまな思いが溢れている。ちょっとわかりにくい集まりだという声に応えて、「用語集」も作成した。
この新しい試みが、1つ1つ積み上がっていくこと、多くの人に伝えていくこと、参加者の体験と知恵を共有すること、これが本書の大きな使命であろう。
はじめにより抜粋
I. ひとりの気づきはみんなの気づき
II. 第2回ヘルスケア関連団体ワークショップを振り返って
III. 資料編
A4版、118ページ
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