患者団体・障がい者団体・その他ヘルスケアに関する団体のリーダーが知恵を交換し、より良い医療や生活の実現を目指しています。
VHO-netは、疾病や障がいの違い、立場の違いを越えて、ヘルスケア関連団体(患者団体、障がい者団体、その他ヘルスケアに関係する団体)のリーダーたちがつながっていくことを目指して、2001年にスタートしました。小さな団体も歴史のある大きな団体も分け隔てなく、互いの知恵を交換し、横につながりながら、共に取り組むことができたらと思ったのです。
はじめは、年に1回のワークショップに集まり、話し合うところからスタートし、ワークショップの記録を積み上げながら、これまで9回のワークショップを開催しました。当初は、さまざまな思いを抱えて活動しているリーダーたちが元気になることを目指していましたが、最近では、団体の中で体験したこと、蓄積した知識を相互学習する場として、励まし合い、認め合い、協力できる関係を作り、共通の具体的なテーマで話し合いが進むようになってきました。人と人とのつながりを大切にして、仲間の輪が広がっています。
その中で、もっと身近なところで集まり、同様の活動をしたいという声があがり、地域学習会が発足しました。現在は、関西、東北、九州、関東、沖縄、北陸、東海、四国のの8ヶ所で地域学習会が開催されています。各地では参加する人たちの関心や地域の課題に合わせてテーマを決め、学習を進め、成果をあげています。
また、ウェブサイトを活用して、情報提供・共有するのもこのVHO-netの取り組みの一つです。遠隔地のため日常的には会えない方々が、ウェブサイトを通じて情報を共有するのも一つのつながり方だと考えています。また、国内だけではなく、海外の状況も学びながら考えるのもこのVHO-netの特徴の一つです。
医学教育に患者の声を反映させていくこと、医療関係者との関係をどのように構築していくのか、正しい情報の収集や提供について、医師や関係者にも加わっていただきながら一緒に話し合いを行っています。その成果として、『患者と作る医学の教科書』をVHO-netとして出版することもできました。こうしたVHO-netの活動への賛同者も徐々に増え、地域学習会やワークショップの参加者は年々多彩になっています。
このVHO-netでは、一人ひとりが責任をもって参加し、創り合うために、必要なとき以外、会の代表は置いていません。
2011.8.24
ヘルスケア関連団体ネットワーキングについて
(vho-net_2010-2011.pdf : 264KB)
