<VHO-net Report>

2017年度 地域学習会合同会議
地域学習会の活動を振り返り新年度の取り組みを検討

2017年度のVHO-net地域学習会合同会議が、2月5日、東京のファイザー株式会社アポロラーニングセンターで開催され、各地域学習会の前年度の活動報告や、VHO-net全体の活動・運営についての討議が行われました。
会則の改定についても認識を共有

合同会議では、まず代表世話人の森幸子さん(一般社団法人全国膠原病友の会)が会則の改定について説明を行いました。主な改定内容は、①従来の「VHO-net5ヶ条」を「VHO-netの理念」、「地域学習会5ヶ条」を「VHO-netの活動指針」として位置づけたこと、②企業やほかの団体と協働する機会も多くなってきたことから、理念に「企業や他団体との協働を大切にする」という項目を追記したこと、③活動指針に「一人ひとりが運営にかかわることを目指す」という項目を追記し、できるだけ多くの人が主体的に参加できるように役員任期を見直したことです。

また、VHO-net全体の活動・運営についての意見交換や、2017年度の各委員の承認、新任の委員の紹介なども行われました。全体討論の中では「熊本地震では、VHO-netでの経験が活かされた」との声もあり、九州や東北での災害時の体験を共有し、全国に発信していくことも確認。最後に、代表世話人の増田一世さん(公益社団法人やどかりの里)が「コミュニケーションを重視し、目的意識を共有しながら、VHO-netを運営していきたい」と締めくくりました。

■地域学習会の発表から

各地域学習会が2016年度の活動報告と2017年度の企画発表を行い、地域別の議論や修正を経て承認されました。

北海道学習会
2016年に活動を再開し、「VHO-netを知ろう」「リーダーの悩みを分かち合おう」をテーマに学習会を行った。2017年度は引き続き、ほかの患者団体の活動やリーダーの悩みを共有し、問題点を整理して、解決策を考えていきたい。

東北学習会
2016年度は患者にとって最も身近な社会資源である患者団体としてのあり方を考え、病院や行政への対応などを学んだ。2017年度は家族や地域からの視点での学習も進め、参加者がそれぞれの団体に持ち帰り、地域での活動に役立つようにしたい。 いきたい。

関東学習会
2016年度は「ピアサポート5か条」を自らの活動に引き寄せて考える取り組みや、模擬講演を行った。2017年度は、参加者の多様性を活かして情報や課題を共有し、議論を深めて、それぞれの活動の活性化や新たな活動への展開を期待したい。

北陸学習会
2016年度は社会に信頼される団体となるために、伝える力の向上を目指し、模擬講演を実施。伝える難しさや客観的な評価の重要性を実感した。2017年度は、行政の会議等で発信できるよう医療や福祉制度についても学び、伝える力を高めたい。

東海学習会
2016年度は交流と学びを目的に、模擬講演や情報共有を行った。2017年度は立場を越えたピアサポートや住みやすい地域づくりについて考え、横のつながりも深めたい。愛知県だけでなく静岡県や三重県でも開催し、ネットワークを広げたい。

関西学習会
2016年度は『「患者・家族が語る」講演のポイント チェックリスト』を完成させ、模擬講演や「ピアサポート5か条」の学習を実施。2017年度は同リストの説明資料や講師紹介リストの作成に取り組み、団体の活動に役立つ情報や知識を共有したい。

四国学習会
2016年度はピアサポートの事例検討会を経て「電話相談の対応留意点」の表作成と模擬講演を行った。2017年度も引き続き同じ取り組みと、「ピアサポート5か条」の活用法などを学び、充実したピアサポート活動につなげることを目指したい。

九州学習会
2016年度は、団体が継続、変革するための活動を学ぶことを目的に、活動の振り返り、リーダーのあり方などを討議した。2017年度も他団体の活動から学んでいきたい。また昨年の熊本地震の経験を共有し、今後の活動に反映したい。

沖縄学習会
2016年度はピアサポート事例集の作成プロセスから、より良いピアサポートについて考えてきた。2017年度は同事例集と「ピアサポート5か条」を活用し、各団体の活動に役立てたい。また模擬講演を行い、ピアサポートについても語り合いたい。