関西学習会

関西学習会では、患者の就労や全人的な成長なども視野に入れて、医学教育に「患者の声を医療に組み込む」ことをテーマに、第2回より模擬発表を行っております。 2008年8月に開催しました第12回学習会では、プラダーウィリー症候群の「竹の子の会」から、パワーポイントを用いない模擬発表があり、参加者の視線が発表者に向き、却ってフェイスtoフェイスの関係ができて理解が促進されるという意見もありました。

第13回は2009年1月には、日本マルファン協会から「知らないと怖いマルファンの常識」の発表がありました。図と絵の入った分かりやすいパワーポイントを使っての発表でした。一般に知られていない病気についての理解を促進するための工夫として、パワーポイントをうまく活用することも重要であるとの共通認識を得ました。

第14回は、2009年6月に講師を招いて宿泊研修を行いました。コミュニケーション・アサーション・プレゼンテーションについての研修でした。研修では、重要なのは上手く話すことではなく、相手に理解してもらい、感じてもらい、行動を起こしてもらうことにあることを学びました。次いで、寸劇による自己覚知とカタルシス効果を確認し、またロールプレイを通して、会活動における困難を共有し、解決方法を共に考える機会といたしました。

第15回は2009年12月に開催しました。
全国膠原病友の会より、話す対象を看護師に特定しての模擬発表がされました。視聴者の職種や一般市民か、他の専門職かによって、話す内容も異なることが明確になった発表でした。

第16回目は2010年3月に開催し、精神障害者「ありのままで今を生きる」の発表で辛い話は楽しく、難しい話は分かりやすく、暗い話しは明るく、ということをモットーに話され、本当に辛い話も大変、楽しく伺うことができました。見えない精神障害のしんどさを抱えつつ、どのように日々暮らしているかについて体験を話し、一般市民の理解を促されました。

関西学習会の全ての回で、各会の現状報告や今後の活動計画について情報交換し、つながりあい、力づけられる学習会でした。