用語解説

【ヘルスケア関連団体】

ヘルスケアの意味は広く健康に関するケアを示します。ここで示すヘルスケア関連団体は、疾病、障がいのみにこだわるのではなく、はば広く精神、社会に調和がとれるために必要な活動をしている団体も含めており、それは関連という言葉にも同様の意味をこめています。

ただし、物的環境などハード面まで広げるのではなく、人を中心と考えています。また、団体の条件として、非営利があげられます。非営利であれば、法人格の有無、団体の大きさには規定はありません。

ケアはセルフケア、予防、治療に関するケア、相互ケア(ピア・カウンセリングなど仲間同士のケア)、家族介護などさまざまな形と方法等を含みます。健康に関するケアであればどの分野、どの形でも良いと考えます。

上記の考えは、立場を超えて、多くの人が理解しあうことでさまざまな健康に関する課題を共有し、新しい解決策を見出せるということが基本となっています。

【ネットワーキング】

広辞苑によれば、ネットワーキングとは、「市民活動・社会福祉活動・エコロジー運動などをしている市民たちが、自在に結び合って網の目をつくり、共生型のオルターナティブな社会を作ろうとする運動、1980年代に世界各地に広がる」となっています。

当団体も、必要に応じて自由に結び合うことで、新たなヘルスケアに必要なひと・もの・情報・システムなどが生まれ、それを共有し、有効活用できると考えています。

ひとつの団体ができることには限界があっても、それぞれの歴史、得意分野を持つ団体が協働すれば、幅と深みのある活動を展開できると考えているからです。

個人・団体同士は上下の関係はなく、主体的な横のつながりです。また、しばりのあるつながりではなく、緩やかで必要に応じて機能的に動けるつながりを目指します。

【VHO-net】

VHO-netはVoluntary Healthcare Organization Networkの略です。

VHO-netはヘルスケア関連団体ネットワーキングの会のホームページの名称でもあり、ヘルスケア関連団体に対する理解、認識を深めていただくことを目的として運営しています。ヘルスケア関連のさまざまな団体の紹介をはじめ、国内外の情報、講演会やワークショップの概要などを提供しています。

(ホームページアドレス)http://www.vho-net.org

new-vho-logo

【リーダー】

VHO-netでのリーダーとは非営利のヘルスケア関連団体のリーダーを示しますが、必ずしも代表である必要はありません。各団体の中である程度の責任を持ち、リーダーシップをとる役割を持つ人を示します。当会で得たメリットを各団体にもどって活かすことができる人です。

【エンパワメント】

VHO-netでのエンパワメントとは、個々人の主体的な表現であり,社会との関係を見直す思想でもあります。自らの内部にある潜在的パワーを引き出します。自らの尊厳を回復し、意見を言い、自己決定、自己選択、権利主張、自己実現を目指すよう、自分の力を出すことです。

【世話人・世話人会】

世話人は会員の互選によって選出され、VHO-netの企画・運営を務める役割を持ちます。

世話人による会議を世話人会と称し、VHO-netの企画・運営の責任を持ちます。世話人会は基本的に毎月、さらに必要に応じて開催し、会の活動の方針を決定します。会則の決定も世話人会が責任を持ちます。世話人会は特別な必要がない限りは世話人代表をおきません。その理由は当会・会員はみなそれぞれの所属団体では何らかのリーダーであり、VHO-netの目的は横のつながりを目指すネットワークだからです。ただし、もしどうしても公的な場などでやむを得ず代表が必要な場合は臨時に代表をたてることもありますが、恒常的ではありません。

【委員会】

プロジェクト・目的別に設置され、ワークショップ準備委員会、地域学習会運営委員会、編集委員会、ウェブサイト委員会などがあります。各委員会には世話人が入っていることが原則です。

【ワークショップ】

会員が集まり、課題を共に考える会です。受身ではなく、全員参加型の会であり、グループワークを主軸として、テーマについて話し合います。課題を共有する、解決策を考えることで、リーダーの相互理解、エンパワメントを目指します。また、討議したことから、共に具体的な活動を展開します。

【地域学習会】

地域ごとに会員が集まり、課題を共に考える会です。ワークショップ同様、全員参加型の会であり、会員がそれぞれに地域に則したテーマや参加メンバーの意見を集約してテーマを決めて学習会を開催します。それぞれの地域学習会で話し合われた内容は、年に一度全国で集まって報告会を開催します。

【Together】

Togetherは、ヘルスケア関連団体のリーダーおよび、それぞれの団体が共に歩もう、という意味がこめられています。孤独になりがちなリーダーは一人ではない、そして疾病や障がいに悩むのはあなた一人ではない、というメッセージをこめています。ワークショップの報告集などの名称にも使用しています。

【まねきねこ】

VHO-netのマスコットキャラクターは「まねきねこ」です。人を招き、ネットワークを広げようという意味がこめられています。

ヘルスケア関連団体のネットワーキングづくりを支援する情報誌『まねきねこ』のキャラクターのねこと異なります。

new-chara

2008年4月16日改定
2010年2月27日改定